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Vine Linux 5.2のインストール

Vine Linux はインストール直後から日本語環境で作業できるように開発されてきた日本語ディストリビューションです。Vine Linux はやみくもに最新版を追いかけるのではなく、やや枯れていて安定したバージョンを採用していますので、Linux を常用OSとして使用続けたい人にはよいディストリビューションです。

Vine Linux 5.2 は2010年11月30日にリリースされています。インストール用のディスクイメージファイルはftpサイトからダウンロードできます。ダウンロードしたイメージファイルをDeepBurnerなどのISOイメージ書き込みソフトでDVDに焼き、PCのCD/DVDドライブに入れて電源ONするとインストールメニュー画面になります。

Vine Linuxインストールメニュー

インストールの方法を選択します。デフォルトではGUIモードがハイライトされています。「ENTER」キーを押してインストールを開始します。

Vine Linux へようこそ

GUIのインストール画面が起動します。

言語の選択

インストール中に使用する言語を選択します。デフォルトでは日本語が選択されていますので、「次へ(N)」をクリックします。

キーボードの設定

システムで使用するキーボードを選択します。デフォルトでは日本語が選択せれていますので、「次へ(N)」をクリックします。

インストールの種類

必要に応じたインストールタイプを選択します。すべてのインストールで約3.2GBのディスク容量を消費します。選択するインストールタイプにチェックを入れて「次へ(N)」をクリックします。

ディスクパーティションの設定

インストール先のパーティションの設定を行います。自動パーティション設定を選択すると、インストールタイプに応じたパーティションを自動で作成してくれます。よくわからない場合はこちらを選択するのが良いでしょう。

手動でパーティションの設定を行う場合はDisk Druidを使用して手動パーティション設定を選択します。ファイルシステムの種類、マウントポイント、パーティションのサイズなどの設定を手動で行えます。

ここでは、自動パーティション設定を選択して「次へ(N)」をクリックします。

新規のハードディスクへのインストールの場合、デバイスsda のパーティションテーブルが壊れている為、初期化が必要との警告がでますが、気にせず「Yes」ボタンをクリックします。

自動パーティション設定

自動パーティション設定するドライブの領域の使用法を選択します。新規のハードディスクの全てを使用するので、「システムのすべてのパーティションを削除」にチェックを入れます。

ドライブにあるすべてのパーティションを削除することを選択しているが、本当に削除するかといった警告がでます。「Yes」を選択してクリックします。

ブートローダの設定

ブートローダをインストールします。デフォルトではGRUB ブートローダがインストールされますが、他のブートローダに変更する場合は「ブートローダを変更(C)」をクリックします。ここではデフォルトのまま「次へ(N)」をクリックします。

ネットワークの設定

ネットワークの設定を行います。デフォルトではIPとネットマスクをDHCP で設定するようになっています。手動で設定する場合は「編集」ボタンをクリックして設定します。また、ホスト名をDHCP によって割り当てる場合はDHCP経由で自動設定を選択します。手動で設定する場合は手動設定を選択し、「ホスト名.ドメイン名」のようにFQDNの形式で、ホスト名を指定します。

ここでは、IPとネットマスクはDHCP 経由で設定し、ホスト名は手動で設定します。

ファイアウォール設定

デフォルトの設定、「ファイアウォールを有効にする(E)」にチェックをして「次へ(N)」をクリックします。

追加の言語サポート

デフォルトの言語として使用する言語とそれ以外にシステムにインストールする追加言語を選択します。デフォルトでは日本語になっていますので、このまま「次へ(N)」をクリックします。

タイムゾーンの選択

タイムゾーンを選択します。デフォルトではアジア/東京になっていますので、通常はこのままでよいでしょう。PCの内蔵時計をUTCを使用している場合は、「システムクロックにUTCを使用」を選択します。

ルートパスワードの設定

ルートユーザのパスワードの設定と一般ユーザアカウントの作成を行います。

インストールパッケージのデフォルト

「デフォルトのソフトウェアをインストール(I)」を選択して「次へ(N)」をクリックします。

インストール準備完了

「次へ(N)」をクリックしてインストールを開始します。

パッケージのインストール

パッケージのインストール中。

インストールの完了

これでインストールの完了です。「再起動」をクリックするとインストールメディアが取り出されて再起動されます。

デスクトップ画面

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