AK4490 32bit DAC 基板をアクリルケースに収める
AK4490 32bit DAC 基板キットをレーザー加工したアクリルケースに収めてスマートなネットワークオーディオボックスに仕立てます。:-)
ここでは BeagleBone Green(BBG) 用のリアパネルを使いますが BeagleBone Black(BBB) 用リアパネルを使うこともできます。
レーザー加工用図面
図面は LibreCAD で作成しました。レーザー加工用図面には寸法線や補助線は必要なくカットする線だけになります。

図面データはダウンロードできます。
bbgbox.zip
bbbox.zip
レーザー加工サービスへの注文方法はレーザー加工用 Beaglebone Black(Green) アクリルケース図面のダウンロードを参照ください。
ネットワークオーディオボックスの組み立て方
組み立ての際はアクリル板の取り扱いに細心の注意を払ってください。フロントパネル、リアパネルそして側面のスリット部分は非常に割れやすくなっています。
底板から M2.6 x 15mm のネジに M2.6 x 5mm のスペーサを通します。また、側板を立てておきます。この時 M3 x 10mm のネジと M3 のナットを使います。

BBG 基板と RCA ジャック基板を取り付けます。その際、リアパネルの LAN と電源の穴位置を合わせ一緒にずらすようにすると良いです。BBG 基板は M2.6mm のナットと M2.6 x 11mm のスペーサーで、RCA ジャック基板は M2.6 x 15mm のスペーサーで留めます。

DSD-A4490 基板を取り付けます。リアパネル側は M2.6 x 15mm のスペーサーでフロントパネル側は M2.6 のナットで留めます。

BBB ブリッジ基板 Type-AK を BBG に接続します。ブリッジ基板の CN1 と BBG の P9 コネクタを接続し M2.6 x 11mm のスペーサーで固定します。ブリッジ基板の CN1 と BBG の P9 コネクタが正しく接続しているのを確認してください。
RCA ジャック基板の CN202、CN203 と DAC 基板の CN6、CN7をケーブルで接続します。DAC 基板の CN5、CN6 に電源基板と接続する2ピンと3ピンのケーブルを、CN1、CN3 に RCI-A4490 基板と接続する6ピンと3ピンのケーブルを挿入しておきます。ブリッジ基板の CN4 に ATT-A4490S 基板と接続する2ピンのケーブルを挿入します。

RCI-A4490 基板を BBB ブリッジ基板 TYPE-AK と接続しスペーサーと M2.6 x 6mm のネジ2本で固定します。DC-DC 電源基板を RCA ジャック基板と DAC 基板のスペーサーに合わせ M2.6 x 6mm のネジ4本で固定します。
DAC 基板の CN5 に挿入した2ピンのケーブルと CN6 に挿入した3ピンのケーブルを DC-DC 電源基板の CN2 と CN3 に接続します。DAC 基板の CN1 と CN3 に挿入した6ピンのケーブルと3ピンのケーブルを RCI-A4490 基板の CN3、CN4 に接続します。RCI-A4490 基板の CN4 に ATT-A4490S 基板の4ピンケーブルを接続します。

ATT-A4490S 基板にスペーサーをナットで固定します。

フロントパネルに ATT-A4490S 基板を M2.6 x 6mm のネジ4個で固定し、ケーブルを接続します。

全て収まった状態です。

天板を付け M3 のネジとナットで固定します。これで出来上がりました。ボリュームのツマミはお好みで取り付けてください。

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