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gEDA

gEDAプロジェクトは完全なGPLライセンスの電子回路設計支援ツールを開発しています。これらのツールキットには電子回路エディタであるgschem を中心として、ネットリスト生成ツール、部品表の生成ツール、シンボル生成ツールなどがあります。キットに取り組んで生産され続けています。これらのツールは、電気回路設計、回路図キャプチャ、シミュレーション、試作、生産に使用されています。現在、GEDAプロジェクトでは、回路図キャプチャ、属性管理、部品表(BOM)の生成、20以上のネットリスト・フォーマット、アナログとデジタルのシミュレーションにネットリスト、およびプリント回路基板(PCBを含む電子機器の設計のためのフリーソフトウェア・アプリケーションの成熟したスイートを提供しています)レイアウト。

gEDA/gaf のインストール

最新版をインストールしたい場合はソースからインストールすることになることが多くなるでしょう。必ずしも最新版でなくてもよい場合には各ディストリビューションで用意されているバイナリーパッケージからインストールすることもできます。

ソースからインストール

geda-gaf のコンパイルには guile の1.8以降のバージョンが必要になります。インストールされていない場合にはあらかじめインストールしておきます。Linux Mint 12 では apt-get コマンドで、guile-1.8 guile-1.8-dev をインストールしました。

ソースからインストールするには、ソースパッケージ geda-gaf-version.tar.gz (2011年12月31日にgeda-gaf-1.7.2.tar.gzがリリースされています)をgEDAダウンロードサイトからダウンロードし、適当なディレクトリで展開します。以下の例ではダウンロードディレクトリにあるファイルをホームディレクトリに展開しています。

$ tar xvfz ./ダウンロード/geda-gaf-1.7.2.tar.gz

ソースパッケージを展開すると geda-gaf-version というディレクトリ(今回の場合は geda-gaf-1.7.2)が作成されていますのでそのディレクトリに移動します。

$ cd geda-gaf-1.7.2/

Configure スクリプトを実行します。prefix オプションでインストール先を指定することができますが、以下の例では/home/hoge/geda ディレクトリにインストールするように指定しています。

$ ./configure --prefix=$HOME/geda

コンパイルして、インストール。

$ make
$ sudo make install
[sudo] password for hoge: 

実行ファイルは ~/geda/bin ディレクトリにインストールされていますので、.bashrc で以下を追記してPATHの指定をします。

PATH="$PATH":/home/hoge/geda/bin

バイナリーパッケージからインストール

Red Hat系のディストリビューションでは yum コマンドでインストールします。以下は Feodra 16 での実行例です。

$ su
パスワード:
# yum -y install geda-gaf

Debian系のディストリビューションでは apt-get コマンドでインストールします。以下 Ubuntu 11.10 での実行例です。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install geda

インストール後の設定

gEDA をインストールするとデフォルトの回路シンボルやPCBエレメンツが使えますが、自分で作成することもできます。これらのファイルを置くディレクトリを作成しておきます。自分の好きなようにすればよいですが、筆者は回路シンボルは gschem-sym ディレクトリに、PCBエレメンツは pcb-elements ディレクトリに、そして回路図は project ディレクトリに置くようにし以下のようなディレクトリ構成としました。

gaf/
gaf/gschem-sym/
gaf/pcb-elements/
gaf/project1/ 
gaf/project2/ 
...

そして、自分で作成したシンボルを gschem が自動的に検出できるように component-library 行を追加した gafrc ファイルを作成して、ホームディレクトリに置きます。

(component-library "${HOME}/gaf/gschem-sym")

gschem の個人設定を変更するには ~/.gEDA/gschemrc ファイルにデフォルトから変更する内容を追加します。以下の例では、背景色をデフォルトの黒から白にし、起動時のウィンドウサイズを変更しています。

(load (build-path geda-rc-path "gschem-colormap-lightbg")) ; light background
(window-size 1100 700) ; Good size for 1280x800

gschem の起動

gschem の起動は端末から

$ gschem &

とするか、Ubuntu 11.10 では Dash の検索ボックスで「geda」と入力すると検索される gEDA schematic アイコンをクリックします。

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