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DSD-A4490 基板をケースに収める

以前から BeagleBone Black(以下BBB)とBBB ブリッジ基板RCI-A4490DSD-A4490 基板をケースに入れようと何か適当なものがないかと探していましたがエレショップでよさそうなケースキットを見つけました。それがこれです。ケースと電源トランスそして電源基板がセットになたものです。電源スイッチ、インレットそしてヒューズホルダーもリアパネルに取り付けられるようになっているので世話なしです。電源仕様はアナログ電源が1系統、デジタル電源が2系統あります。アナログ電源は±1.25V 〜 ±15V までの可変出力になっています。

電源基板は組みあがったものが同梱されてくるのかと思っていたら自分で組はんだ付けするのでした。使っている部品は3.3V生成用の電源IC 2個以外は全てリード部品なのではんだ付けはさほど難しいものではありません。説明書どおりにして30分程度で組みあがると思います。出来上がった基板がこれです。

psu.jpg(70835 byte)

デジタルオーディオ試作実験用というだけあって使用しているコンデンサはオーディオ用音質部品が使われています。この基板と接続することが想定されているトランスも音質的に評価されているトロイダルトランスとなっているので更なる高音質化が期待できます。

このケースに目を付けた一番の理由は背面パネルの左下に空いている SPDI/F 用の角穴の存在です。ちょっと加工すれば BBB の有線LAN コネクタ用の穴として使えるだろうと考えたからです。加工前は10mm x 10mm の角穴を横方向に 4〜5mm程度広げることでいいあんばいになります。百均で購入したダイヤモンドヤスリで削ればOKです。5V 電源プラグを接続する DC ジャック用の穴もあけます。

左が加工前、右が加工後のリアパネルです。作業中に傷をつけてしまったようです、残念。

rear-panel.jpg(34108 byte)

BBB と DAC 基板の取り付け穴をあけます。このキットには基板取り付け用サブシャーシがあり、これを利用すればケースの底に穴を開けずに済むので良いのですが、このサブシャーシを使おうとすると BBB の LAN コネクタの位置が合いません。なのでケース底に直接穴を開けることにしました。BBB とは 5mm のスペーサーで取り付けるとLAN コネクタとの高さがちょうどよくなります。デジタル系とグラウンドを分離しているので、DAC 基板は樹脂製の10mm のスペーサーで取り付けました。追加で開けたケース底の穴径は全てΦ4mm としています。

BBB と DAC 基板をケース底に取り付けた状態です。

bottom.jpg(55368 byte)

配線をします。リアパネルにヒューズホルダー、スイッチそしてインレットを取り付けトロイダルトランスの一次側の配線をします。トランスとリアパネルとの間のスペースがあまりないので配線が窮屈になってしまいました。もう少し間が空いていてもよかったのに。トロイダルトランスの二次側の接続ですが、アナログ電源側は直接はんだ付けしないでターミナルブロックを付けることにしました。デジタル電源側にもターミナルブロックにしたかったのですがアルミ電解コンデンサと干渉して載せることができなかったので直接はんだ付けしています。

ここで出力電圧の確認と調整をします。電源スイッチを入れると全てのLEDが点灯したので問題はなさそうですね。アナログ電源電圧の調整は VR1 を回して+12V に、VR2 を回して -12V になるようにオシロスコープかテスターで確認しながら行います。

電圧の確認ができたら電源基板と DAC 基板を接続します。電源基板と DAC 基板との接続は3ピンのヘッダーピン用接続ケーブルを使いました。このケーブルは片側の被覆が剥かれているもので DAC 基板のターミナルブロックに接続しています。電源基板の CN1(±12V) は DAC 基板の TB2 に、CN2 (+5V) は TB1 に接続します。

casing.jpg(77089 byte)

フロントパネルの穴あけをします。プッシュスイッチ付アッテネータ基板 ATT-A4490S を取り付ける穴と電源 LED インジケータ用の穴です。穴を開けた後に気づいたのですがフロントパネル用には 3mm 厚のパネルも用意されていました。こちらの方がより重厚な感じで良いのですがこちらの加工はまた今度にします。

front-panel.jpg(80170 byte)

リアパネルに付属している RCA ジャックを取り付けて DAC 基板の L、R チャネルの出力ハーネスの片側をはんだ付けします。フロントパネルにプッシュスイッチ付アッテネータ基板を取り付けます。パネルとは10mm 程度のスペーサーを介してビス止めしています。アッテネーター基板の 2ピンのプッシュスイッチのハーネスは BBB ブリッジ基板の PWR_BUT コネクタに、4ピンのハーネスは RCI-A4490 基板の CN5 に接続します。

内部のすべてのケーブルを接続したのがこれです。

complete.jpg(78807 byte)

どうです、結構うまく収まったと思いませんか。

そしてリアパネルに電源ケーブル、LAN ケーブルを接続した状態がこれです。このケースキットには目隠し版が付属していたのですがどれも使えなくなってしまい未使用の穴がそのままになっています。

rearpanel-after-cmp.jpg(57377 byte)

フロントパネルには 30mm のアルミのツマミを付けました。

front-panel-cmp.jpg(48100 byte)

ボリュームツマミを押すことで BBB の電源をオン・オフできますが残念なことにパネル厚が薄いためか押したときにペコペコ感があります。やはり付属の 3mm 厚のパネルに加工した方が良いですね。

全ての加工は現物合わせで行いましたがまあまあ満足のいくものになりました。

このページは2017年1月10日にはじめてアップされました。

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