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AK4495SEQ DAC 基板をデュアルモノで動かす

旭化成エレクトロニクスの 32 bit プレミアム DAC を使用した DSD-A4490、PCM-A4495/4495S 基板はその性能をより引き出すデュアルモノ構成で動かすことができます。今回差動アンプ基板を作成しシングルエンド出力に変換することでより簡単に実現することが可能になりました。DAC 基板は2枚必要になりますが、なかなかいい音を出してくれますのでそれだけの価値はあると思います。

コネクタケーブルでの接続が多くなってしまいますが、動作させるのはいたって簡単ですのでその方法を紹介します。ここでは AK4495SEQ を搭載した PCM-A4495S 基板を使っていますが DSD-A4490、PCM-A4495 基板でも全く同様です。


各基板の設定

はじめに DAC 基板の1枚に6ピンと3ピンのコネクタをはんだ付けします。コネクタは JST(日本圧着端子製造)の B6B-EH-A(LF)(SN) と B3B-EH-A(LF)(SN) になります。これらのコネクタはマルツオンラインでも購入できます。6 ピンのコネクタは CN2 に、3 ピンのコネクタは CN4 に既に実装されている CN1 と CN3 と同じ向きに挿入しはんだ付けしてください。

設定を変更する基板はレジスタコントロール&アイソレーション基板と2枚の DAC 基板です。レジスタコントロール&アイソレーション基板は DIP SW1 の 6-11 「ステレオモード/MONO モード選択」を OFF (MONO モード)にします。DAC 基板は2枚ともシリアルモードに設定しますので J1 の 13-14 ピンをショート(ショートピンを挿入)します。J1の「AK449x DAC チップのアドレス0 設定」J7-8 ピンも2枚ともショート(ショートピンを挿入)、そして1枚の基板の J1 の 21-22 ピン「AK449x DAC チップのアドレス 1 設定」をショート(ショートピンを挿入)します。DAC チップアドレス0に設定した基板は L チャネル、DAC チップアドレス1に設定した基板が R チャネルになります。

基板の接続

基板の接続ですが、ここでは2枚の DAC 基板と今回作成した差動アンプ基板そして DC-DC 電源基板の接続について詳しくに説明したいと思います。

DAC 基板2枚と差動アンプ基板をスタックして接続することにします。

DAC チップアドレス1に設定した基板を一番下にします。この基板が R チャネルになります。この基板の CN1、CN3 に DAC チップアドレス0に設定した基板との接続の為の6ピンと3ピンのコネクタケーブルを CN7、CN8 に差動アンプ基板との接続のために片側4ピンで他方が2ピンx2のコネクタケーブル挿入します。さらに CN5、CN6 に DC-DC 電源基板との接続用の2ピンと3ピンのコネクタケーブルを挿入します。

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DAC チップアドレス0に設定した基板をスタックします。

CN1、CN3に DAC チップアドレス1に設定した基板からの6ピンと3ピンのケーブルコネクタをCN2、CN4にレジスタコントロール&アイソレーション基板との接続用の6ピンと3ピンのコネクタケーブルを接続します。CN7、CN8 に差動アンプ基板との接続のために片側4ピンで他方が2ピンx2のコネクタケーブル挿入します。さらに CN5、CN6 に DC-DC 電源基板との接続用の2ピンと3ピンのコネクタケーブルを挿入します。そして差動アンプ基板のリレーを制御するコントロール信号を CN9 の3ピンのケーブルコネクタを挿入します。

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差動アンプ基板との接続です。

チップアドレスを1に設定した基板(一番下の基板)からの4ピンのコネクタケーブルをCN102(Rチャネル)に挿入します。DAC チップアドレス0に設定した基板からの4ピンのコネクタケーブルを CN102(L チャネル)に、3ピンのコネクタケーブルを CN104 に挿入します。そして DC-DC 電源基板との接続用に CN101 に3ピンのコネクタケーブルを挿入します。

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DC-DC 電源基板との接続です。

DAC チップアドレス1に設定した基板からの3ピン、2ピンのコネクタケーブルを CN3、CN2 に挿入します。DAC チップアドレス0に設定した基板からの3ピン、2ピンのコネクタケーブルを CN4、CN1 に挿入します。そして差動アンプ基板の CN101 からの3ピンコネクタケーブルを J3 のヘッダーピンに CN3 や CN4 と同じ向きで挿入します。

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最後に DAC チップアドレス1の基板からの6ピンおよび3ピンのコネクタケーブルをレジスタコントロール&アイソレーション基板の CN3 と CN4 に接続します。

DSD-A4490、PCM-A4495/A4495S 基板をスタックするスペーサーは M2.6 x 15mm の樹脂製のものを使うと良いでしょう。これらは

差動アンプ基板

今回新たに設計した差動アンプ基板です。DAC チップアドレス0の差動出力とDAC チップアドレス1の差動出力を差動アンプにて増幅します。出力電圧は 4Vrms になります。この基板はリレー回路と RCA ジャックも実装されています。

dual-mono-05.jpg(36617 byte)
このページは2017年6月25日にはじめてアップされました。

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